2020.05.29
少しずつ暑くなり、梅雨が近づいてきました!
緊急事態宣言も解除されましたがいかがお過ごしですか?
今回はお口の機能の発育にも関係する、「息育(そくいく)」について書きたいと思います。
肺呼吸をする動物はみんな鼻呼吸をしています。
新生児はお口よりも鼻のほうが呼吸しやすいですが、首が座ると口呼吸も可能になります。
しかし、口呼吸が続くと、顎やお顔の成長発育に強く影響し、睡眠障害や歯列不正に結びつくと考えられています。
お口の中が以下のような状態にあると、正しい呼吸が行いやすいです。
① 鼻でゆっくりと息をする
② お口や唇は軽く閉じる
③舌がスポットと呼ばれる上顎のところについている
反対に習慣的に口呼吸を行う子どものお口の特徴は、
① お口が閉じていない
② お口で息をしている
③ 舌の位置は低く、下の歯と接触している
正しく呼吸(鼻呼吸)をすると、顎やお顔の発達によってお口の中の面積も広くなるので、舌の動きが活発になり、食事や会話の能力が向上していきます。
子どものうちから「お口の姿勢」に注意して鼻呼吸を習慣化することが大切です。
顎やお顔の成長を促すためにも、お口の正しい姿勢で呼吸しているかチェックしてみてくださいね!
鹿児島市荒田の矯正歯科専門医院 こはる矯正歯科 宮田
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